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去る5月18日、竈の家で「サロンde竈」が開催されました。
これは、地域に少しずつ知られながらも、通常見学は予約制で普段閉めていることが多いため訪問していただく機会の少ない竈の家を、気軽に利用できる場にできないものかと考えて企画した催しです。
初回にも係わらず、予想をはるかに超える人々、しかも、若いお母さん方とその子供達、地域文化活動の中心層であろう皆さん、祖母の思い出を懐かしく語ってくださるお年を召された方々、当初理想とした幅広い年齢層の人々が、4回の呈茶時間に合わせて集まり、お手前のお抹茶を味わいました。
茶事自体は大寄せの茶会の真似事でしたが、季節感あふれる和菓子と古民家のぬくもりと時おり家の中に響く尺八の音色が人々の心を和ませ、参加の皆さんには、忙しい日常から解き放された時間を体験できたのではないかと思います。
この企画には以前から竈の家の保存・活用に協力してくださっている竈の会のメンバーも賛同してくれています。今後も多くの皆さんの力を借りながらこの「サロンde竈」を継続し、小さなお子さんから高齢者までいろいろな人が集まる、地域の和(輪)を担う場所としていきたいと思います。
来月は6月21日(月)に開催を予定しています。 詳しくは内部地区市民センターからのお知らせ第4号(平成22年5月20日号)をご覧ください。
(2010年5月30日 竈の家から情報提供がありました)
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