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お正月の準備(その2)・・・しめ縄つくり

 貝家町のビオトープで「ミニ門松つくり」が行われた同じ12月23日の午後、内部地区市民センターでは恒例となっている「しめ縄作り」が行われました。

 この行事は波木町の伊藤頼夫さんが30年近く行ってきているもので、伊藤さんは毎年地域の自治会、老人会の他河原田地区市民センターなど5~6か所で指導しています。 今回は神棚と台所などこの1年お世話になった所に飾るしめ縄を作ります。伊藤さんは青田の時に刈り取って冷蔵庫で保管しておいたきれいな青稲わらと、自分で栽培した赤米と普通米の稲穂を準備しました。
 この日は24人が参加、中にはベテランの人もいましたが多くの方は慣れない手つきでわらを撚っていました。伊藤さんはみんなに教えながら「売っているようなきれいなものはなかなか出来ないかもしれないが、不格好でも自分で作ったしめ縄で感謝の気持ちをささげるのが大事なこと」と話していました。

(2009年12月23日 社協広報部が取材しました)

青稲わら2種類と紅白の稲穂
短いわらはしめ縄に撚るため
湿して柔らかくあります
伊藤さんの指導は冗談を混じえた巧みな話術で生徒は笑いが絶えませんでした 上手な人のわらをなう手つき出来上がりの縄もきれいです

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