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内部川にブラックバス

体調30cm程度のものが5~6匹じっとしていた。この他大きさ半分くらいのもの幼魚と思しきものが多数動き回っていました 10月21日矢矧橋の北側土手のすぐそばの水溜りに体長30cm近くの大型の魚が数匹いるのを橋の上から見つけました。ブラックバス(おそらくオオクチバス)です。これまではここの水溜りはもっと小さく、いつも濁っていて魚を見ることはなかったところです。おそらく10月8日の台風18号の際に流されてきて、隔離されてしまったものと思われます。

 内部川にオオクチバスがいることは1009年代の三重県水産試験所の調査でも確認されていますが矢矧橋近くでの確認や目撃はあるのでしょうか。


 ブラックバスの名はブルーギルと並ぶ悪役で特定外来生物に指定され、全国の湖沼や河川で駆除が進められています。急速な広がりと日本固有種の激減などの影響が出ていることから各地で分布調査や生態系への影響などの研究も盛んに行われ、三重県での分布については下記の報告があります。

三重県水産試験所研究報告第9号(発行2001年2月)
「三重県におけるオオクチバスとブルーギルの分布」 水野 知巳・宮本 敦史
http://www.mpstpc.pref.mie.jp/SUI/kenkyu/k905.pdf

橋の下に見える水溜りに生息している 口が大きく、腹に横一線の黒い筋

<三重県下のオオクチバスの生息域拡大状況について研究報告からの抜粋>


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