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貝家町のグリーンシニアカレッジで中高年が農業に取り組んでいます

 GSC[グリーンシニアカレッジ」・・・なかなかかっこいい名前ですがこれは四日市市の農業センターが貝家町に2008年に開設した中高年対象の農業支援活動です。貝家町の西の丘陵地に広がる畑で中高年のおじさんたちが楽しそうに農業に取り組んでいます。

  2008年に四日市市農業センターは持っているノウハウや技術を提供して、主として定年を迎えた中高年者に農を通じて楽しい充実した時間を過ごしてもらいたい(キャッチフレーズは“have a good time”)とのねらいでここ貝家町に開設しました。
 第1期の受講者は10名、一人あたりの広さは210m2、全員ほとんど初心者ですが農業センターのスタッフやプロの農家の先生から指導を受けながら土づくりのはじめから農業に取り組んでいます。初年度ながら皆さんの畑には白菜やブロッコリーキャベツなどの冬野菜が見事に育っていました。農作業だけでなく週1回の講義や、みそや梅干し、ぬか床、たくあんつくりなど収穫物の加工や食の楽しみなどの実習時間もあり幅広いカリキュラムが組まれています。

 農業センターの杉本さんに貝家町が選ばれた理由をお聞きしたところ以下の点で「ベストのところ」ということでした。
   畑を提供してくれた農家の方の協力
   高台で日当たりが良い
   堆肥を置く場所がある
   給水設備がある
   畑の状態が良い
   道路から離れている
   電線がない

 受講生にお聞きしたところ「応募してよかった、期待以上のもの、ほとんど毎日来ている、唯一困ったことは野菜が出来すぎること」と実に楽しそうでした。2009年度も隣接する畑で第2期生として6名が農業に挑戦します。
  農業センターは三重県では四日市にだけあり全国的にも35か所しかないユニークな公共施設です。四日市でこのような市民サービスが受けられるのは恵まれていると改めて思いました。
 この活動の様子は四日市市農業センターのホームページに紹介されています。
   http://www.city.yokkaichi.mie.jp/farm/gsc/gsc-info.html

(農業センターの杉本さんにお話をうかがい、社協広報部がまとめました)

日当たりのよい貝家町の丘陵地帯にあります 白菜とカリフラワが大きく育っていました 1年目にしてこの見事な成績

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