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環境未来塾がスタート
第1回は生ごみの堆肥化に取り組む地元グループが講演

  昨年に続いて今年も内部地区市民センターが企画する環境未来塾全3回+αがスタートしました。

 第1回目は9月26日(日)、第1部として地元で家庭から出た生ごみの堆肥化に取り組んでいる「エコかわせみ」による「生ゴミ有機肥料化の経過」について代表の鈴木さんが講演しました。「エコかわせみ」は昨年行われた環境未来塾を受講した地域の有志が集まって始めた生ごみの堆肥化グループです。生ごみの堆肥化の最初の段階(一次処理)までは各家庭・個人でもできますが、完全堆肥にするまでの二次処理はみんなで持ち寄って量を多くした方がより完全に進むためグループを結成したものです。
 鈴木さんは活動状況が放送された9月のCTY番組のビデオを紹介した後、準備したプレゼン資料でこれまでの活動状況や、堆肥にするまでの作業の手順、できた堆肥を畑に使って野菜を育てている様子などをわかりやすく説明されていました。エコかわせみのメンバー15名がこの10ヶ月間で削減できた生ごみの量は2,600kgで、これは生ごみ焼却燃料に換算すると2.6Lの削減効果になるそうです。
  第2部はバイオ型生ごみ処理機を用いた生ごみ処理について「四日市大学エネルギー環境教育研究会」の新井健二さんが講演しました。第1部の鈴木さんたちの方式は手間と時間をかけて微生物の力で処理するものですが、これをスピードアップして処理できる「バイオ型生ごみ処理機」の説明がありました。団地住まいや時間のない方にピッタリの方式だそうです。
 環境未来塾はこのあと第2回10月19日、第3回11月16日の後、第4回として12月6日に地元四日市市出身の映画監督「瀬木直貴監督」の講演会が予定されています。


(社協広報部が取材しました)
発表する鈴木さん 衣装ケースを利用した一時処理の様子 参加者の皆さん

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