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采女城跡にイノシシ !!

  9月13日、采女城跡保存会による定例の整備作業の際、采女城跡の二の郭にイノシシによるものと思われる土を掘り返した跡がたくさんあるのを発見しました。

 イノシシは牙と鼻を柔らかい土に突っ込んで10~20cmの深さに掘り進み乱雑な掘り後を残します。二の郭の堀り跡は雨で形が崩れていましたが、鈴鹿山ろくでよく見掛けるイノシシの堀り跡そのものでした。采女城跡が位置する泊丘陵地はタヌキやイタチなどの小動物やサルを見かけたという話は耳にしますが、イノシシは初めてです。
 隣の波木町の畑にはイノシシが出るので「わな」を仕掛けることもあるそうです。かつては波木や貝家の丘から森や畑で繋がっていた泊丘陵地の森は、開発が進み今では下の写真に見る通り完全に隔離されています。隔離された種がこに住み着いているのか? それとも西のほうからやってきたのか? とすると、どうやって? なぞが深まるばかりです。

(采女城跡保存会より情報提供がありました)


5×6mくらいが一面掘り起こされています 10cmくらいの深い穴
   
 采女城跡の航空写真

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