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内部川沿いの竹やぶにもテングス病
大きく報道した伊勢新聞

 5月22日の伊勢新聞に中勢伊賀地方でテングス病が猛威をふるっているとの報道がありました。(右参照)

 竹のテングス病は枝先の葉が縮んでほうき状になり、最終的には枯れてしまうものです。(下の写真参照)

  内部川に沿って通る道の采女城址の山すそ側のマダケに、一昨年あたりから少しずつ観察されていましたが、改めて見てみると道沿いの竹はほとんどがテングス病に罹っていました。 テングス病はソメイヨシノにできる密集した小枝の塊がよく知られていますが、竹の場合はマダケに顕著な被害が見られ、その原因は病原菌に侵されるためです。

 ネットで調べると中国地方のほとんどの県で猛威をふるい、中部地方でも被害の報告が出ています。放っておくと最終的に竹林全体が枯れて白骨化し景観を損なうほか、地盤が弱くなるとのことでどこでも対策に頭を痛めているようです。



(采女城跡保存会から情報提供がありました)

枝先が小さく分かれてほうき状になっている 道路沿いの竹はほとんどがテングス病に
罹って垂れ下っている
正常なマダケの葉

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