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堆肥つくりに挑戦

 今年度、市民センターの主催で7回にわたる環境に関する講座が開かれ、いろいろと真剣に考えなければならない問題を学習してきました。 なかでも「生ごみ処理と堆肥つくり」という課題について関心を持った幾人かが 「理論だけに終わらず実際にやってみよう」 「一人ではできないけれど仲間で取り組めばできるかもしれない」 という思いから挑戦することになりました。

 昨年11月から各自家庭で試験的に手掛けていた一次処理した「作品」を持ち寄り、2月9日には次の段階の二次処理を始めました。 この生ごみ処理は透明の衣装ケースを利用して自然の微生物によってたい肥にする方法です。モミガラやコメヌカ、落葉などでつくる床材は微生物のベッド、生ごみは微生物のお菜、それに太陽の光と熱が加わって微生物は元気一杯活躍するのです。

 新鮮な食材を使って自分の手で調理し出た生ごみは自分の手で処理して自然に返す。これだけのことですがやってみるとわくわくどきどき楽しい作業です。 自然のサイクルに合わせて行動することは気の長さも必要ですが「確実であること」を実感させられます。すでに近隣の市や町では行政や市民団体・企業でも実施しているところがあり「コンポストマイスター」という指導員のあることも知りました。 私たちも継続して多くの人に参加してもらい、広げてゆければいいな、と試行錯誤しながらやっています。
 写真は2月16日内部地区市民センターで、一次処理(生ごみの乾燥)するための床材を作っているところです。


(2008年2月26日 環境未来塾に参加し、「生ごみのたい肥化」に挑戦しているグループから情報提供がありました)


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