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お月見コンサート イン うつべ
 中秋の名月から2日後の9月28日、お月見コンサートが開かれました。

 約400人の聴衆は秋の夕べ、内部東小学校の校庭に作られた特設ステージにライトを浴びて鮮やかに浮かび上がった古の装束に目を見張り、静かに流れる典雅な調べの聴き入りました。

 (残念ながら曇り空のためこのような月は見られませんでした。これは2日前中秋の名月の時の写真です)

 社協文化部がこれまで行っていたハートフルコンサートは、昨年市民センターが主催したお月見コンサートと一体になって場所も屋外で開催されましたが、今年度は社協の主催で東小学校の校庭で行われました。
 この日は日本海側に停滞した前線の影響で、あいにく月は雲に隠れていましたが、心配された雨は何とか持ちこたえ、6時から始まったコンサートは四日市市下野地区の子供たちを中心とするセコイア太鼓の演奏で始まりました。その後は照明の中に浮かび上がった特設ステージで、古の装束に身を包んだ雅楽クラブ「雅」の皆さんによる雅楽の演奏、祭祀舞保存会「美鈴の会」のみなさんによる舞と続き、7時半ごろまでの約1時間半約400人の聴衆は校庭に出現した優雅な秋の夕べを楽しんでいました。

 プログラムは、 第1部「太鼓」セコイア 太鼓囃 大地 三宅 子ども太鼓、 第2部「雅楽・舞」 平調音取(ひょうじょうねとり) 越天楽(えてんらく) 楽器紹介 陪矑(ばいろ) 浦安の舞 ふるさと でした。

 このコンサートは、主催がハートフルコンサート実行委員会、共催として内部地区市民センター、後援内部っ子はげまし隊・采女城跡保存会が準備し運営しました。実行委員会は何回もの会議を重ね準備を進めてきましたが、今回は屋外の校庭のため、その舞台つくりには内部JAによるパレットやフォークリフトの提供、文化会館からの音響設備、照明設備の借用、消防分団の皆さんによる楽器と機材の運搬・ステージ設営、また舞台つくりと撤去・跡片づけに汗を流した内部っ子はげまし隊・城跡保存会の皆さんなど50名を超す人たちの無償の協力によりできたものです。内部の地域力が発揮されたイベントでした。

(2007年9月28日 社協広報部が取材しました)
セコイア太鼓の演奏 屋外の舞台と見事に調和した雅楽の演奏


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