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防災説明会がおこなわれています
内部地区防災協議会では先に発行・配布した防災冊子のフォロー説明会を行なっています。
内部の地域防災対策つくりは四日市の他の地域と比べて遅れていましたが、協議会は18年度に多くの人の協力を得て、防災体制を構築し、これを4つの資料にまとめ、うち防災マップと家庭と地域の防災の2冊を全戸に配布しました(5月 31日付け お知らせに記事)。
文書上では他所に負けない立派な自主防災の体制ができたわけですが、これを実のあるものにし、定着させるために、一人一人の防災意識の向上と、地域の絆を深めることが必要であることから、協議会では6月〜8月にかけて全自治会単位でフォロー説明会をおこなっています。
波木が丘町自治会では、6月16日(土)19時から20時30分まで第2集会所に約60名の住民が集まり、協議会からは保黒地域マネージャー、三谷連合自治会副会長、堀消防団長が参加して説明会が開かれました。
説明は保黒地域マネージャーが行い、最初に今後30年での発生の可能性が61%と高まった東海・東南海・南海連動型地震の可能性、震度の予想、被害の予測等について内部地区に即した話あり、続いて先に行なったアンケートに見る地域住民の防止意識について、配布した防災マップ・地域の自主防災体勢について、災害時の要援護者を支援するための体制などの説明がありました。
参加者からの質問の時間では、地震時発生時に屋外消火栓が使えるかどうか、自治会が進めている防火設備購入への助言、避難所に指定されている内部中学校の収容能力などについて質問がありました。
最後に保黒さんから、「皆さん3分間だけ目を瞑って、ある警察官の手記を聞いてください」と言って、阪神淡路大地震の際、遺体安置所となった学校の体育館で、母親の遺骨をいれたバケツを抱きかかえて、涙ながらに語った少女の話の朗読がありました。目を瞑ってイメージし、想像することで、詠んだり写真で見るのとは違った、地震の恐ろしさ、悲惨さを実感するわかり易いよく考えられた説明会でした。
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