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采女城址で子供たちが地域学習

清水さんから三の郭の深井戸にまつわる古い言い伝えを聞く保黒さんから植物の説明を聞く子どもたち
6月6日采女城址で内部小学校の生徒たちが城址の歴史と自然を勉強しました。内部小学校の4年生は総合学習の時間の一部を地域学習として城址の歴史と自然を勉強しています。5月には現地探検として城址に登り、勉強したいこと、興味を持ったことを事前に調べています。この日は、4年生109名が、自分たちが決めたテーマにしたがって、歴史、生物、植物の三つの分野に分かれて講師の先生(歴史は秦さん、清水さん、生物は石田さん、植物は若林さん、保黒さんの方々)と一緒に城址を歩き回って勉強していました。

城址は,古くは里山として地域の人たちが手入れしながら生活の一部として利用してきたところですが、昭和30年代以降は利用されないまま背丈以上の笹におおわれて、入ることができない状態でした。城址保存会の皆さんが5年前から笹を刈り、間伐を行ない、遊歩道を整備した結果、今ではこのような学習や、デイキャンプなどにも利用される明るい里山としてよみがえっています。


(2007年6月6日 社協広報部が取材しました)

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