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水害が頻発した内部川 内部地区の中央を東西に流れる内部川は、鈴鹿山系の名峰「鎌ケ岳」・「入道ケ岳」を源として四日市市の南西部を流れ、古くは三重川または境川とも呼ばれていました。内部地区は内部川の中流域にあり、内部川開析扇状台地からなる丘陵地(海抜30〜60m)と、川の浸食によって造られた谷底沖積平野からなる水田地(海抜10〜15m)があります。 内部地区での内部川は、緩やかに蛇行するため大雨が降ると川の氾濫がおこり、天明年間の内部川氾濫では当時の小松村が南北2か村に分離し現在の北小松・南小松になったと記録されています。その後も幾度となく川の氾濫が続き、近年では昭和49年7月25日に小古曽町沢地内で堤防が決壊するなどの被害が発生しました。 一方、内部川の清らかな流れは周囲の里山の自然にも大きく影響し、豊かな野生生物の棲家でもあります。中でも猛禽類のオオタカをはじめアオバズク等の鳥類、ムカシヤンマ・ハッチョウトンボ等のトンボ類、そして、植物では分布地理学上貴重なタニウツギ群落をはじめ、スズカカンアオイ・クサソテツなどが自生し、四日市市近郊では他に類をみない自然豊かな場所です。 (左は豊かな自然に育まれた内部地区) このように自然が豊であるがゆえに災害(水害)が多発する場所でもありました。 地震災害はいつ起こってもおかしくない 内部には、どこかしこに田舎的な風情が残り「のどかさ」や、「心地よさ」があります。 しかし、この様な町にも容赦なく自然災害は発生します。 自然災害の中でも最も脅威となるのが地震です。地震大国日本列島は、地球表面積の僅か0.25%にもかかわらず、地震エネルギーの放出量は地球全体の15%もあり、世界で最高レ ベルの超地震大国といわれます。地震を引き起こす要因は、太 平洋、フィリピン海、北アメリカ、ユーラシアの4つのプレ ートに押される複雑な力関係にある「プレート境界型地震」や、 活断層と呼ばれる地面の裂け目が動いておこる「活断層型地震」 があります。ことに「プレート境界型地震」では、東海・東南 海・南海地震の大地震発生は過去からの統計でいつ起こってもおかしくない状況といわれ ています。また、三重県の北中部は、日本でも活断層の多い「近畿三角地帯」の一部でもあります。さらに、内部地域の東側には、多度―桑名―四日市断層帯(ハザードマップ参照)が潜んでいます。 このように私たちの周りは、いつ大地震が起こってもおかしくない状況です。
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